Lyric

Mic check からまず登場

何人もいないこのトリオ

調子どう？乗り込む yellow 潜水艇

I’m a MC『S』ライム吐くevery day

オリジナリティ突き詰める茨道

皆んなが皆んな一緒じゃ一大事

既視感に塗れたしがない馴れ合い

擦れるだけ 磨けやしないし

平日の昼下がり

俺の隣「次はどこ行く？」

LP2枚持って満足げな顔

あいつはまだ箱をつついてる

炎天下 気付けば2時半 そこの角曲がる

賑わう街のコントラスト

床鳴りの響く2階に

充満する服の匂いに誘われて

流れるBetty Wright あの曲

うろ覚え口ずさむ鏡の前

今年は何を着て何処へ行こう

誰の曲聞いて何の映画見る？

ほら毎日こんな調子

俺らを支える心のベスト10

認める詩もいつのまにか

意味を持つ様になるのかな

ブラインドの隙間 逃げ込んだ埃が

独り 文字綴る俺を見つめてる

照りつける明日が怖いから

あいつらは眼鏡に色をつける

汚れた踵をすり減らして

辿り着いた先に降る火の雨

それでも雲の向こう側を見るまで

いくらでも遊び続けるだけ

あれはソドムかゴモラへ歩くような

細く、長い道のりのようで

たとえ明日右眼を失っても、

耳と、地図と、声があればいいさ

昔馴染みは「また今度行く」って

段々距離が遠くなっていく

「今月はちょっと忙しい」って

俺も俺で人のことは言えないな

朝まで馬鹿になり語り合った

あいつらも今は社会のsurvivor

当たり前だって分かりながら

「今度」が来るのはいつの日？

ブラインドの隙間積もった埃が

照りつける明日を遮ぎっている

失ったものは幾つあったかな

振り返った分だけまた失った

ほら気付けばこんな調子

1人違う道 求めない意味

それでも繰り返す好きなことする日々

We all live in a yellow submarine

あれはソドムかゴモラへ歩くような

細く、長い道のりのようで

たとえ明日右眼を失っても、

耳と、君と、声があればいいさ