Lyric

夕焼けの終着点 ぱらいその反転

悪魔と二人羽織してる その眼差しにある視点

ストーカーまがい

ハンバーガー屋の前で疲れ果てて

自分の人生について考えてたら

私服警官に職質された経験が

俺を今でも形作ってる

空はフィルムカメラの銀塩で

俺に撒かれるは穢れを祓う食塩

同じミネラルで構成されてるはずが

同じグロリアが来ないのはエモくないね

諦めと虚勢をすり合わせたソルフェージュ

それすら読み書きできずに諦めていた

その帳から逃げ出したい

ここにいられない

遠くへ行きたい

行き詰まったカルデラの底から

I got the pow ただ笑う 力を手にしてさえもビビってる大きな声

Hole in the earth 肥溜めにぶち込まれた気分は「そういうもんだ」

あんたを5番目の屠殺場に送りたい ただその力はないから何もしない

ただ時を待つだけ ただ時を待つだけ

季節は移ろい山河は枯れ果て四半世紀を無駄にして

日銭を投げ捨て雪よりも後に残る苦しみに背を向け

気づいたら俺だけが明確に夏を繰り返しては皮膚を焼かれて

加速した思考でありもしない言葉が毎年頭に浮かんだ

“I’m the best you’ll ever have”

ああ 花びらが散る音がして

風にさらわれて行く脳漿と

くたびれた鞄 腐った煙草の臭い

馴染み深いいつもの毎日

近づく程に身を焼かれる営みを

遠くから見ては言う

「おめでとう 早くそこに行くわ」

息の根を止めかけて考える

滑稽で 楽しげな

私の人生

息の根を止めかけて考える

激しくも 揺るぎない

お前の人生

息の根を止めてみて考える

何もかも 溢れてる

All our lives

軽蔑の視界

冷徹の世界

再現なく痛い

ALL OUR

ALL OUR LIVES