初めてそれを意識したのは 確か小学4年の頃さ
ウィンドブレーカー羽織ってまた今日も ベンチに座って見てるコートを
ゴール決めてる同い歳の奴 羨ましくてずっと眺めた
毎回見に来てる両親のこと 思ってまた辛くなってたんだ
他の奴らは あんなに輝いてるのに 俺は何もできないまま
ミスをしないように怯えて 何が正解わからない ただ
ボールを追っかけ日が暮れていく そんな日曜の午後 また月曜が来る
学校向かってる時や正門を通る時 また授業受けてる時
常に人の目が気になって 四六時中落ち着かなかった
言動や服も目立たないように 周りから絶対ズレないように
してたけれど憧れていた 人気者、足速い彼奴に
勉強やスポーツ 全部碌にできず
絵を描くのも好きだったが何故か自信が持てず
そしていつの間にか 自分が無くなってた
周りの人々皆輝いて見えた けど俺は
人が羨ましい 彼奴腹立たしい
沸いてく感情 抑えられない
自分という人間を 認められない
そう愛せない そう愛せない
お前との出会いは確か18 まだ地元いた頃の話
最初はクラブでたまに話す だけだったけど二人で会う仲に
毎回俺のライブ見に来たり 録ったばかりの音源を聴いたり
何度も同じ夜を過ごして わかった気になってたけれども
ある日お前は ある男からDM来たと 言ってはiPhoneの画面
見せてきたんだいきなり胸に じわっと沸いてた違和感
話は流したけど その後もそれは居座ってた 消えることはなかった
ある時いつものように そう俺のライブを隅で見てたお前
今日も良い出来ではなかったと 自分に失望してた俺
暫く外の風にあたって フロアへ戻ってみたんだ
するとバーカンで あの男と酒を飲んで笑ってるお前が見えた
胸の中の違和感が 巨大になっていくのが
わかったんだ 次第にそれは体全体へ広がってた
何処にも逃げられない 感情押し殺せない
その時自分という人間が 少しわかった気がしたんだ
人が羨ましい 彼奴腹立たしい
沸いてく感情 抑えられない
自分という人間を 認められない
そう愛せない そう愛せない
あのでっかいショックなら25 味わう途轍もない絶望
圧倒的な力の差感じ 嫉妬の目で見たあの才能
18から磨いてきたスキル その自負一瞬で砕ける
俺には持ち得なかった物も 彼奴のとこに全部揃ってる
自分のラップが粗末なものに見えて仕方なかった 朝が遠く感じたあの夜
努力じゃ敵わないと 自分の可能性を疑ってすべて投げ出した夜
無自覚な羨望 あと強烈な妬み嫉みを
胸に湧くまま感じていたら トンネルから抜け出せなくなってた
追いかけたそのでかい背中 タメだけど業界の中 トップのスキル持ってる
お前を遠くでただ ひたすら見ているだけでは終われない 有限不実行で口だけの輩
みたく嘆くならやるべきことを 自分の弱さを認めることを
日々の努力怠らぬこと 結局すべて自分だろ
人が持ってるものを羨ましがったり 他者との比較で自分貶めたり
誰かの失敗を願ってみたりとか うんざりだった
そんな自分から抜け出す日々 ラップをしてくその意味
書いては消すように生き 戻らない前進してる地道に
- Lyricist
ACE COOL
- Composer
ACE COOL, Atsu Otaki
Listen to Envy-Jealousy by ACE COOL
Streaming / Download
- 1
Cause
ACE COOL
- 2
Competition
ACE COOL
- ⚫︎
Envy-Jealousy
ACE COOL
- 4
Self-Esteem
ACE COOL
- 5
Vanity
ACE COOL
- 6
Self-Absorpsion
ACE COOL
- 7
Interest
ACE COOL
- 8
Golden Mean
ACE COOL
- 9
Effort And Resignation
ACE COOL
- 10
Nihilism
ACE COOL
- 11
Affection
ACE COOL
- 12
Light And Darkness
ACE COOL
The album "Meian" was released on May 29th (Wednesday), approximately four years after the album "GUNJO," which garnered high acclaim for its overwhelming skill and lyricism.
ACE COOL, who has been demonstrating a strong presence in the scene through participation in video contents such as "Red Bull 64 Bars" and "03- Performance," guest appearances, performances at various festivals, and the successful solo live performance "Gunjo no Ato" held at Shibuya WWW on March 7th this year.
Amidst heightened anticipation from fans, this release has been eagerly awaited. ACE COOL describes it as an extremely personal work that continues to answer the universal question of "What is happiness?" without compromise.
JJJ, Miru Shinoda, BFN TOKYOTRILL, Atsu Otaki, and Yuke Myras contribute to the production, while the piano arrangements throughout the album feature the participation of Moto Shirase and Kento Yamada of yahyel on guitar, resulting in experimental richness both in theme and musicality.
Mixing for 11 tracks was handled by Atsu Otaki, with only "Affection" mixed by JJJ, and mastering was done by Mike Bozzi. The artwork was created by Atsushi Yamanaka.
The CD booklet for "Meian" is scheduled for release around summer this year.
Artist Profile
ACE COOL
A rapper hailing from Kure City, Hiroshima Prefecture. Utilizing the finely honed "rap skills" developed since the early stages of their career, their "poetry" incorporates philosophy and thoughts that captivate the hearts of listeners. One would refer to him as "ACE COOL," as he silently continues to explore his inner self.
ACE COOLの他のリリース
EVOEL