Dark Game: Barbecue Hide-and-Seek Front Cover

Lyric

Dark Game: Barbecue Hide-and-Seek

SADATO

午前0時 眠れなくていつものようにスクロールしてた

退屈しのぎで開いたバナー「闇ゲーム 焼肉かくれんぼ」

ただのネタだと笑っていたのにタップした指が戻れなくて

「同意しますか?」の画面の前で胸だけ先に冷たくなった

「いやだ」のボタンはどこにもなくて選べるのは「参加」だけ

ヘッドホン越し 機械の声が僕の名前を読み上げた

その瞬間 部屋の空気が変わる エアコン切った覚えはないのに

じわじわ肌に張り付く熱がこれが「焼かれる前」の温度か

闇ゲーム 焼肉かくれんぼ「見つかった者から提供です」

そんなアナウンス軽く流しつつ僕の鼓動だけ本気で走る

逃げ切れたら今まで通り学校も会社も続いていく

たった一晩 生き延びるだけそのはずなのに息が続かない

マップの上で光っている点が「プレイヤーの現在地です」

画面の中の赤い点のひとつ僕の部屋の位置と重なった

逃げ場なんて最初からなくてベッドの下もクローゼットも

全部「危険エリア」と表示される隠れるって どうすればいいんだ

通知の震えが心臓みたいで止めたくて機内モードにしても

「通信はゲーム側が管理します」無機質な文字が笑っている

誰かの悲鳴が遠くで鳴ってすぐに「接続が切れました」に変わる

知らない名前なのに背中を冷や汗が伝っていく

闇ゲーム 焼肉かくれんぼ 残り人数がだんだん減っていく

僕以外みんな消えればきっと次に探されるのは一人だけ

「大丈夫 まだ見つかってない」そう言い聞かせても指が震える

画面を消しても瞼の裏まで真っ赤な焼き網が焼き付いてる

本当は 誰かに電話したい「変なゲームに巻き込まれた」って

でも言った瞬間 信じてもらえず ただのやばいやつになる気がして

助けを呼ぶことさえ怖くて ひとりきりで息を潜めてる

この世界 もともとずっと そんなかくれんぼだったのかも

ちゃんと笑えてるふりをして本音をどこにも出せないまま

捕まったら丸ごと焼かれる前に自分で自分を隠してきた

闇ゲーム 焼肉かくれんぼ 画面の端に「残り二名」

もうひとりの点が消えた瞬間 静かな「おめでとう」が響く

「ファイナリスト おめでとうございます最後の鬼は世界そのものです」

そんな文面 冗談じゃないのに笑い声だけが部屋で反響する

もしも君がこの歌を聴いて深夜に同じバナーを見つけたら

好奇心でタップする前に僕の震えを少しだけ思い出して

闇ゲーム 焼肉かくれんぼ 終了条件は誰も知らない

ログアウトなんてどこにもないから せめて今は 画面を閉じて

  • Lyricist

    SADATO

  • Composer

    SADATO

  • Producer

    SADATO

  • Programming

    SADATO

Dark Game: Barbecue Hide-and-Seek Front Cover

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