歌詞

きらい

曽根由希江

街中で目立つ傷みそうな髪の色

鍵の音鳴らして歩くかすれたデニム

優位に立って話す口ぶりも

私の好きじゃないタイプ

急に笑わなくなるタバコの吸い方も

私の向こう側

見透かそうとするその瞳も ねぇ

可愛くないよ

もっと背の高い人がいいし

私の好きじゃないタイプ

なのに会った日の夜は

その声と言葉がぐるぐる回る

悔しいけど あぁ 声聞きたいな

会いたいな

嫌いなタバコの煙より

あなたの香りが染み付いて

離れない 離れないよ

なんだか心地いいな

嫌いな音楽聞いたって

あなたの声なら甘くなる

これ以上 これ以上

あなたを好きにさせないで

優しく髪をなでるその手の隅っこで

ホントは自信がなくて

痛む心の擦り傷を ねぇ

触れられる度

髪から感じ取ってしまうの

あなたのズルい魔法の手

もしも明日が来ないなら

素直に気持ち伝えられたかな

知りたいの あぁ あなたの心

端から端まで 全部 全部

嫌いなヒゲの生やし方も

くすぐったいキスでつい許して

肌と肌が 熱くなるの

弱い自分が 情けないわ

ふわふわ 気持ちい 腕の中

ゆらゆら 気持ちい 夢の中

嫌いなタバコの煙より

あなたの香りが染み付いて

離れない 離さないで

このまま 抱きしめてて

恋をして 傷ついて

素直になれなくて不安で怖くてって

そんなこと今はもうどうでもいいの

愛していて 愛したいの

嫌いなはずの その全てを

  • 作詞

    曽根由希江

  • 作曲

    曽根由希江

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シンガーソングライター曽根由希江の自主制作ミニアルバム。誰かを愛するからこそ頑張れて、傷ついて、自分を見つけて、明日へ繋げる。応援歌やラブソングなど、人間愛の詰まった6曲です。

アーティスト情報

Lemonseed Records