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サンティアゴに狂乱を巻き起こしたチリのローリング・ストーンズ！
南米、チリ、サンティアゴ出身のロス・ジョーカーズはローリング・ストーンズに憧れ1965年末にライブ活動を開始、ビートルズしか伝わっていなかったチリの音楽シーンに長髪、サイケデリック・ファッションで登場し、アグレッシヴなライヴで地元サンティアゴに狂乱を巻き起こした。活動期間は短かったがオリジナル・メンバーによる2枚のアルバムは初期衝動が爆発するロウ・ガレージ満載。チリ・ロックのパイオニアとしてだけでなく南米産ガレージとしても重要なアルバムだ。
ロス・ジョーカーズについては人気バンドであったにもかかわらず断片的な情報しかわからない。1963年、17歳のセルジオ・ベラルミーノ・デル・リオ・エスカロナはサンティアゴのロス・ロケッツというシャドウズ・スタイルのバンドを見てバンド・サウンドにとりつかれ、ザ・タイガースを結成した。いとこにベースを教え弟のパトリシオ・デル・リオがドラムを叩きヴォーカルのダンテ・レイナを加えた4人だった。
このアルバムはジョーカーズのファースト・シングルA面、アルバム「En La Onda De Los Jockers」、「Nueva Sociedad S.A.」全曲を収録したものだ。1はファースト・シングル、2から13までは「En La Onda De Los Jockers」、14から25までは「Nueva Sociedad S.A.」収録曲。
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