Lyric

「ねぇ最近好きな人はいる？」

「私は職場の人と付き合ってる」

なんて自慢ばっかの女子会参加し

ファミレスに入り2時間半

「ねぇ聞いてる？楽しくなさそう」

それ分かるならなぜ誘う？

でも確かに話についていけない

4人の中で孤立してる私

「用事あるから先に帰るね」

って言ったら不機嫌そうな友だちの顔

気にせずお金をおいて

一人で逃げるようにファミレスを出る

慣れ始めた仕事と一人暮らし

普通は退屈だと気付きだす

出会いがないというわけじゃないが

恋をするほど私は可愛くない

初恋をまだ忘れられない

「もしかしたら」が捨てられない

夢にも出てくる学生の頃の

あなたの顔、当時の姿のまま

考えもなしに上京した

簡単には帰れない、地元には

ホントは全部忘れたかった

なのに想いは増した

「また明日」

転がるベッドの上

全てがめんどくて

明日やるからOK

お酒と後に回す癖

と現実逃避はお手の物

私はすごく手馴れてるよ

なんてね、ジョークよ

ごめんなさい

ごめんなさい

ごめんなさい

田舎と都会じゃ価値観が違う

冷たい視線が足元を照らす

ピアスを開けたり髪色変えたり

試してみたけど

「なんか違う」

自然と離れる地元の友だち

インスタグラム流れるストーリー

#新婚旅行

結婚した同級生の投稿

カタカナが並ぶ広告掲載

キャッチだけが声をかけてくる

歩くことですら嫌になってきた

家に居る回数が増える

同じスタートでこんなに違う

理想と現実、混乱しちゃう

頼れる人すらひとりもいない

神様に「酷い」と言いたい

幸せな夢はうまくもいかない

現実にとって悪夢と同様

体の疲れは眠れば取れるが

未だに癒されない心

新たな自分を求めた数年間

いろんな人と居たけど

何も変わらず全部がリセット

明日はもう地元に帰ろう

転がるベッドの上

全てがめんどくて

明日やるからOK

お酒と後に回す癖

と現実逃避はお手の物

私はすごく手馴れてるよ

なんてね、ジョークよ

ごめんなさい

ごめんなさい

ごめんなさい

「ねぇ最近好きな人はいる？」

親友と向かっていたファミレス

私の質問に出した答えは

「最近浮気をされちゃってさ」

テキトーに頼んでテキトーな話

ドリンクの氷溶けても話してる

窓の外、下校中騒ぐ小学生

「もうこんな時間だね」

久々の故郷、変わらない景色

最後に来たのは成人式

「疲れたらいつでも帰っておいで」

に今更打つ、両親への返信

「おかえり、ご飯いる？」

着いた実家、昨日も居た気分

友だちと食べたことを告げたら

「てか痩せたねちょっと」

なんて言われたり

幸せは無理に探すものじゃなく

下に落ちるからこそ見えるもの

余裕がなくなる心はぎゅうぎゅう

それなのに大きな隙間を感じる

そういえば私が地元に帰ることを

聞いたのか初恋の人から連絡が来たんだ

なんだろう

ー 最近どう？ ー

転がるベッドの上

全てがめんどくて

明日やるからOK

お酒と後に回す癖

と現実逃避はお手の物

私はすごく手馴れてるよ

なんてね、ジョークよ

ごめんなさい

ごめんなさい

ごめんなさい

転がるベッドの上

全てがめんどくて

明日やるからOK

お酒と後に回す癖

と現実逃避はお手の物

私はすごく手馴れてるよ

なんてね、ジョークよ

ごめんなさい

ごめんなさい

ごめんなさい