early summer Front Cover

Lyric

early summer

Naju, HARUKA

風に吹かれた髪が

涼しさを求めて靡いた

汗ばんだ心の渇きは

名前もなく空を飛んでったんだ

淡い尤態の風が

いつかの僕の無邪気を誘ったんだ

君は言う「果てへと連れてって」

茹だるコンクリートが過ぎ去った

行かないで行かないで

置いて行かないでいて

行かないで行かないで

あのぬるい口づけに酔って

他には何も要らないと思ったんだ

時間がないと焦る僕ら

人混みすら抜けて走り去った

夏季まだペダル踏み込んで

向日葵が向くその先へ

白いシャツが陽にまた濡れる

曇で着飾ったあの空は

泣きそうで覚束ない

揺れる火花が散ってしまう前に

言えたなら

良かったのに

行かないで行かないで

置いて行かないでいて

行かないで行かないで

君が居なくなった季節に

僕は取り残されたままだった

通り雨の先そのまた先へ

連れてくよ

嗚呼

終わりやしない今の続き

嗚呼

強まりだす雨の匂い

この

日々を止めたかったんだ

馬鹿みたいな僕らのまんま

さあ

今更でもいいじゃないか

言おう言葉にしてさ

いつか思い出して

意味がなかったと笑えても

  • Lyricist

    Naju

  • Composer

    Naju

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Naju, HARUKA

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