Lyric

臆病なんて簡単な言葉だけで片付けて

巡る想いは宙に溶けて消えてった

単純こそ最強だね滅びてく事を知っても

揺らぐことすらなくて保っていれる

映画が始まる前の静けさにどこか似てて

眠れない夜をずっと過ごしていたんだ

不確かなものだって触れられるならそれでいい

終わりがないから急に怖くなるんだ

幾千の時を越えたら

孤独さえ愛することができるから

戻らない傷跡さえも

愛おしくなれたら夜が明けてく

捨てきれないものだけ抱えても変わらないまま

弱音を吐けるのなら楽になるのに

今は焦燥感すら求めてしまっているんだ

変わらない風景には何も感じない

輪郭だけでも触れたら

今より少しだけ楽になれるから

乾ききったこの場所には

もう何も用はない逃げてしまおう

幾千の時を越えたら

孤独さえ愛することができるから

戻らない傷跡さえも

愛おしくなれたら夜が明けてく

陽が昇ってく