Lyric

忘れないでいて　この想いだけは

醜く愛しい なぞるメモリー

弱さを憂いたわたしに贈ろう

若気の至りと言い聞かすたびに

傷付けた過ちが疼く

幾度と季節を巡らせてみても

癒せないことはわかっている

届かない明日をまた鏡に写すの

何者にもなれなかった未熟な影を

傷付けてほしい　間違っていても

心の弱さに飲み込まれて

空っぽの胸に溶かして消えていく

その場しのぎの償いを。

さあ

奈落の底から見上げる夜空に

終焉と再生が交じる

願ってもいいの？こんなわたしでも

『明日また笑えますように』

気付かせてくれたのは傷付けたあなたでした

鏡の中閉じ込めた醜い影を

忘れないでいて　わたしがいたことを

映ろう季節に打つピリオド

弱さを憂いたわたしに贈ろう

戻らない過去に背を向け

さあ

忘れないでいて　何度でも歌うよ

醜く愛しい なぞるメロディ

弱さを憂いたわたしに贈ろう

希望をくれたあなたと『さようなら』

さあ怖がらないで今歩み出そう

「鏡の向こうに映ったあなたはもう振り返らない」