Lyric

白いシャツを

引っ張って

帰り道に

呼び止めた夜は

眠気すらするような

擦れた日々の

ただの気まぐれです

僕の心の最前線

マーガリンみたいな

安い優しさ

冷たい夜で固めても

触れればきっと

すぐ溶け出すんだ

騙し騙しの生活を続けて

何を待つの

新しい季節が

来ると思えなくて

会いに来て

乗りこなせない

夜が来る

会いに来て

次の朝に

夜を食べられてく

白いシャツを

引っ張って

揺れる僕に

引き留めた夜は

ダイヤの針が飛ぶように

同じ音を

繰り返している

僕の心の最前線

マーガリンみたいな

安い優しさ

冷たい夜で固めても

触れればきっと

すぐ溶け出すんだ

隙間隙間

心の無駄と綾

何を待っているのだろう

空いた場所に

何かを敷き詰めて

会いに来て

乗りこなせない

夜が来る

会いに来て

次の朝に

夜を食べられてく

隙間隙間

心の無駄と綾

何を待っているのだろう

空いた場所に

何かを敷き詰めて

会いに来て

夜の向こう

藍色に

会いに来て

光りだした

なめらかに

会いに来て

乗りこなせない

夜が来る

会いに来て

次の朝に

夜を食べられてく

シャツに染み付く嘘が

泣き出しそうな日を

笑うように

見えただけかな

冷えたガラスの色や

散らかった部屋を

ただ眺める日々も

ほら