Lyric

水面に雫一つ

波紋が揺らぐ

刹那の安らぎさえ

雑音になる

近くて遠くて

見えない理想求め

彷徨い探した

星空が呼んでいる

歪んだ空が落ちてきて

落ちてきて眠れない

叫んだ声の行先は

空に溶けて消えて

穿った風は私を

どこまでも連れて行く

刻んで現在を証明して

輝いて　なんてね

最初はずっと思ってた

望んだ明日が来るって

でもそれは間違いだった

未来は今の果てなの

暗くて寒くて

全てが恐くなって

独りで想うの

幼い日に見た夢

煌めく満点の星空が

私を照らしている

一つ一つが鮮やかに

心を溶かし弾ける

歪んだ空が落ちてきて

落ちてきて眠れない

注いだ声が枷となり

胸の底へ沈み

願った夢よ私を

どこまでも連れて行け

腐った現在を脱ぎ捨てて

羽ばたいて空へ