歌詞

朧色の空は低く垂れ込み

鼠色の地面は硬く冷える

誰も彼も不満気に下を向き

足早に週末を目指す

そぅ、君も本当は気付いてる

きっかけは何処にでもあると

災いは安らぎを煙に巻いて

心も足場も揺るがせる

人も町も悲観の海に沈み

退屈な思い出にすがる

そぅ、白と黒の猫はうたう

「涙では傷は洗えないよ」

踊り躍れ　耳を立て　まいおどれ

揺れる大地の上で

嘆きに埋もれたこの場所でも

星がまた光るから

カーニバルは続くよ・・・

そぅ、白と黒の猫はうたう

「尻尾では明日ははらえないよ」

踊りつかれ　木の下で　見る夢に

甘い愛溢れても

いずれは目を覚まし背を伸ばせ

時は止まらないから

踊り躍れ　爪を立て　まいおどれ

濡れた大気の中で

いたみに震えたこのまちでも

月がまた照らすから

君がもし笑うなら

カーニバルは続くよ・・・