Burned bouquet (feat. HATSUNE MIKU) Front Cover

Lyric

Burned bouquet (feat. HATSUNE MIKU)

Kuratu

黄昏の朱に

風のない空に

私はあなたを

思い出せなくて

小舟の波紋を

追う鳥のように

燃えゆく世界に

去りゆくのでしょうか

暮れなずむ夏の

聳える雲は

十重二十重と覆い

かの日々を隠す

忘れ絶えぬように

焼べ続けては

煙に巻かれ

やがて遠退いてゆく

藍の幕が降りる

ただひとつ

この火が

灯り続くのは

闇を照らすものが

それしか無いから

影を乗せた舟が

沈む陽に溶けゆくのを

あなたに重ねれば

ただ見つめている

地を向いて枯れ果てた

向日葵は

水面に映る陽を

薄目で眺めて

やがて朱くなった

光に染まり

天を仰いだ日々を

懐かしむでしょうか

あなたが私の

記憶になった日

線香の

香りがしました

少しの火花と

火傷の痛み

晴れ渡る朝の

風の吹く空を

今さら、何故だか

思い出しました

干上がった海に

残された舟は

白波に運ばれる

夢を見る

ただひとつ

この火が

灯り続くのは

闇を照らすものが

それしか無いから

影を乗せた舟が

沈む陽に溶けゆくのを

あなたに重ねれば

ただ見つめている

どうか 絶えずに

さようなら

  • Lyricist

    Kuratu

  • Composer

    Kuratu

  • Producer

    Kuratu

  • Graphic Design

    Kuratu

  • Vocals

    HATSUNE MIKU

Burned bouquet (feat. HATSUNE MIKU) Front Cover

Listen to Burned bouquet (feat. HATSUNE MIKU) by Kuratu

Streaming / Download

  • ⚫︎

    Burned bouquet (feat. HATSUNE MIKU)

    Kuratu

Artist Profile

"