Lyric

僕は何度 毒を飲み干して

透明な心を濁したの

明日も見えない 暗闇の中

爛れた傷抱え 泣いてた

それでもただ 優しいあなたは

何も言わず抱きしめるの

いっそ いっそ

このまま消えたいな

泡のように

掠れた音で

綴る宛なき世迷言も

重ねる四季に

いつしか逸れる

すり抜けていくような ただ流離うかのような

何よりも欲しかった 名もなき愛に

末枯れていくように 塗りつぶしていくように

人知れず葬った 雨ざらしの哀に

心音の漣を 揺蕩うは幾星霜

それでも見つからない 灯をともす意味に

あやされているようだ あやされているようだ

一人 息をする

仕立てられた嘘の羽衣

例えどれだけ綺麗でも

きっと ああ きっと

解れてしまうのだろう

そんなことわかっている

後悔の日々に

流れ流され辿り着いた

『だけどあなたとなら』

そうだ伝えなきゃ

生まれては死ぬように 太陽と月のように

相対する紅涙に 添えてあげるべき解も

沈んでいくように 闇に消えゆくように

心底に鎖し籠めた 無彩色の希望も

綯い交ぜになる思考は さながら揺籃遊泳

されど選択迫られ 歩んできた過去も

間違っているようだ 間違っているようだ

今日も夢を見る

揺れる命のゆりかご

振り落とされないようにと

支えてくれたあなたへ

伸ばす手が震える

それでも待っている それでも待ってくれてる

約束をしたから 約束をしたんだから

返していかなくちゃ 返していかなくちゃ

抱えきれぬ温もり 愛をくれたあなたに

返していかなくちゃ 返していかなくちゃ

ボロボロの素足で 進み続けた日々に

返していかなくちゃ 返していかなくちゃ

現在の僕すら受け入れて 生き抜く明日の僕に

ありのままの想いを ありのままの想いを

心が叫ぶまま