Lyric

僕の両目が無くても

君をスケッチして

真白で始まるキャンバスの上

君とこの人生を止めたい

真珠を抱いた貝殻を砕いたチョークで

君を描いたら

僕の愛がただ溢れ出したラブレターの

イラストみたいだ

君の切ない過去を潰して

黒い絵の具で塗ったら

この心の 1 つ2 つバレることなんて

ないんだから

点と線で繋げない

理想と現実の振り時計は

だんだんと速度を増して

心焦がしてくパレット

僕の両目が無くても君をスケッチして

何億何千星の中見つけ出す

真白な夜空に誓う彗星の軌道に

指を這わせて今夜

この心臓を止めたい

この世は君を中心に僕だけが

存在しているんだよ

歪な線を描いてしまうこと

あるかもしれないけど

君だけは汚さないよう汚すものを選んだ

濁ったバケツの中

僕の心に垂れた

醜い色彩

どうしてもその手を

取りたいんだごめんね

君の両目を濁したそのインクは誰の影?

どれだけ泣いたってひとつも薄まらない

真昼の星の救いが

果てない暗闇だとしたら

僕はこの夜で

人生を止めよう

子供の頃に

過ごした日常

とっくに死ぬほど泣いてきたんだ

その思い出が

僕はわかるから

涙が止まらないんだ

僕の両目が無くても君をスケッチして

何億何千星の中見つけ出す

後悔ひとつもないくらい２人手をとって

真っ白なキャンバスに描いてゆく

君と

君と

君と

君と

君とこの人生を止めたい