Lyric

窓の外のキレイで爽やかな色とは

あぁ裏腹に

うちの中はどんよりとした灰色で

二人の心に少しずつ小さな埃が

溜まっていくように

どちらが洗うか睨めっこして

重なった食器の山

なんのために一緒にいるの

ただ明日が来るのが

二人で過ごせるのが

何より楽しみだった時のように

空が晴れてなくても

暗くなんでもない雨空でも

満たされていた時のように

いま伝えたい

最近言えていない、ありがとうを

これもやっておいたのに

どうして気付いてくれないの

吐き捨てて

言いたくなっているような状況で

根っから優しい人が

いまなんとなく自分に優しくない

もしかしたら向こうからも

同じように見えてるのかな

近頃心に隙間がない

息も吸いづらいぐらい

張り詰めていた

あとあと振り返れば

どうでもよくなるような

キズを作り合うのは終わりにして

雨雲に覆われた空でも

幸せにしたいと思ってた

あの気持ち思い出して

いま叶えたい二人で願った淡い光

あなたがいること

あなたがしてくれること

それに慣れちゃって

当たり前になっても

離れずに変わらずに

続いてくれるこの日々に、

ありがとうの気持ちを

今日から一つだけ

少しずつだけだって

気付いた瞬間（とき）から

変わっていきたい

空が晴れてなくても

二人の心また輝くように

温め直して

もう一度その手を強く握るよ

この旅にあなたは必要な人だから