Lyric

デカフェのドリップバックは　眠らない夜のパスポート

冴えたどうしようもない頭で　物語を描こうか

Gmaj7　A7♭13　F#m7　B7 が踊る踊る夜に

冴え切ったどうしようもない頭で　物語を描こうか

シシリー・メアリー・バーカーの描く妖精のように軽やかに

この時代もピュアに花の陰から覗きたい

どんなにどんなにどんなに恋焦がれた夢も

マンダリン＆レモン＆ベルガモット香るこの部屋で

跡形もなく消えていく　生まれ変わってゆく

デカフェのドリップバックは　眠らない夜のパスポート

灯りが煌々とフォレスト木目に沿って　暗い闇を照らすよ

空に空に空を駆ける　嘘の嘘の嘘のような悲しい音

美しい音の渦　メロディーが体を巡りいく度

泣きそうになる　胸に溶けて

ふんわりふんわりふんわり　立ち上る控えめな湯気も

マンダリン＆レモン＆ベルガモット香るこの部屋に

まだ君がいるような　おかしいほど同じ匂い

どんなにどんなにどんなに忘れよう、無かったことにしようとしても

胸が痛くて苦しいだけ　あぁ

カフェインレス　いつでも眠れるはずなのに

夜の森で迷子　ひとり

飲み切ったコーヒーのカップ　眠らない夜の冒険記

ディフューザーからこぼれ落ちるシトラス　夜更かしは君のせいだ

身を任せ　ふけゆく深い闇の空に流れ星

さぁ、ベッドで眠ろう　灯りを消そうか

Gmaj7　A7♭13　F#m7　B7 が踊る踊る踊る踊る夜に

悲しくひどく美しい物語が　星の間に消えていく