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2016年babamouthとの「Doppelganger EP.」、2018年1st albam「十七夜」をreleaseしてきたmisz(みすゞ)の2nd albam。自身のtrackは少な目に、steven`s(DJ Casin&HERNEAR)やRyota Muramatsu、sotalow、Sanjuu Quu(Santiago&Qpxxx)等、多彩なtrackmaker陣と作成した楽曲が中心の全11曲。feat.はKobacchi Ryo、Qpxxx。Lo-FiからTrap、Houseその他のエッセンスが散りばめられたtrackの上を、時に歌い、時に焦り、時にspitした本作は2021年現在猛威を奮うウイルスに振り回された世界に対する純粋なアンチテーゼであり、正しく音楽でふざけるための音楽である。
タイトルの「HEMI-SYNC」とは意識に変容をもたらす特殊な音響技術の事で、意識の体外離脱体験の証言も有るなど或る意味セラピーのような物だが、このalbamはシチュエーションは一際問わない。人それぞれにセッティングとは違うものだからだ。例えば、眠れない夜を時計の針と過ごしているベッドの中で、例えば、煙が上がる人通りの減った路地で、例えば、顔を合わせなくなった友達を想うリビングで、例えば、検問をすり抜けるクルマの中で、流れていく景色を見つめるバスや電車の中で、雨の降り止まない日の喫煙所の匂いの中で。
正確な帯域とは全く違うがこのalbamの効果はタイトルどおりHEMI-SYNCのそれである。意識の体外離脱もそんなに難しくはないらしい。
misz(Rapper/Beatmaker/Dj) as Figaro! 仙台市出身、在住。Hydenex、道端文化堂所属。市内、県外のClubで主にRapperとして活動する。2016年6月に八戸のRap Group、Nort Hempireのbeatmaker/Rapperの馬場マウスとの共作EP、「Doppelgänger.EP」をPangaea Recordsよりリリース。ちょっとした精神世界を思わせる音像で好者達から高い評価を得る。本人曰く、あまり表舞台に立ちたくないけど、自身の作る音楽は聴いて欲しいという都合の良いニンゲンを代表している。そのくせ、言いたいことは特にないとか言ってるが、実は結構有るという一面も持っている。けど公言してしまっている為、飲み込んだ言葉を溜め込んで悶絶昏倒したり、突然、人前で嗚咽号泣したりを繰り返している。その為、出口を失った感覚が混雑している脳内において自分の考えをまとめるのがとても苦手。コミュ障。けど本人曰く曲は自然とできるらしい(都合良い)。RapとBeatを作るバイオリズムが交差した時、静謐な時間の後に、自身の曲が誕生するのだとS-palのトイレで熱っぽく語っている。それ以外は××××や××××を服用、摂取し「曲が降ってくる」瞬間を逃さないようにと瞑想に没頭、つまり神聖な待機時間なのだという何とも都合良い旨の発言を先週イトーヨーカドーのおもちゃコーナーでしていた。 怠惰、退廃、現実逃避...瞳孔開いた紆余曲折の果て、1st albam発売を前に先行MV「ねー神様 feat.BUZZ」を公開。さらに平成最後の2018年9月、同タイトルを先行Singleとして配信する。本人曰く、人見知りなのでまずはお友達から始めてください、とのこと。
Ryokusui LAB