Where do i go? Front Cover

Lyric

circulation

Waku

救いを求め

俺は向かった港へ

でもそれすら救いようがなかったよね

ただ何かに頼っていたかっただけいつものように

重ねた二項対立

都会と田舎

目の開閉

文字の数

接続詩

あなたと君

それを包み込んだ港

不正解が正解になりうると

便宜的な指針が通用しないと思っていた矢先

鮮血という現実との二項対立を強いられた

だから港に行っても意味なかった

ただのフィクションでつまらんじゃん

いくら表現しても君はいつもそこにいて消えない

多分好きで仕方ない

オートチューンすら皮肉になりうる

いや違う

輝かせたきっかけになった人生の幅

下見ても反射する光で上目指しその光は透明じゃない

俺に見える光ならば血が付いてる

舐めてかからない

鉄の味しかないし

希望も競争奪い取る

それでも俺は奪い取る

血は巡る

選べ

叫ぶ

目眩を起こすほど

血は巡る

選べ

叫ぶ

目眩を起こすほど

手を伸ばす

俺の役割

この短い人生の役割

自分で決めるんだ

目の前に無切り拓く

港という虚構俺に必要だった存在

でも今ならいらない

喫茶店で知り合った映画監督に言われた

「君は一人でやった方がいい」

それから仲間の目を見れない時期もあった

いやでもやっぱ

「みんなで」って

俺にはないものがあって

チェケラッチョって馬鹿にされてた時代から

このビートを作ってる兄弟とひっくり返すってな

全てさ

クサいことを語ってる居酒屋で

俺の仲間だけ

白黒つけたやつだって当たり前に増えて

あいつがインターン行って面接行って

俺はレック上手くいかなくてボツが溜まって

あいつはインスタに自撮りと恋人をあげて

俺はポッケに手突っ込んで

クソみたいなタバコ咥えて夜に空を見上げて

「ああまた上手くいかねえ」って

真っ当に生きてるから人生の岐路は訪れると信じて

悩んでる引き返すわけじゃない

水を濡らした顔叩いて口に出して問いただす

「明日死ぬときに俺は笑えているのか」

でもいまだに切り離せない社会とダチとお前の幸せ

回想は家路の途中で覚めた

帰路で乗り込んだタクシー

吉祥寺を通る

静けさは物事を新たな視点とともに映す

俺は君から離れた都会からも離れた

一つのことが離れて二つになった

お前にも血が巡ってるのがやっとわかった

だからってわけじゃないんだけどさ

俺の視界は暗くなってきてるから

次はお前の話を鮮血の中で聞かせてくれよ

  • Lyricist

    Waku

  • Composer

    Hvsh da D.E.W

Where do i go? Front Cover

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都会と田舎、黒と白、あの人とこの人、自己と他者、水と血。地続きの中で繰り返される二項対立の中で彼はどこへ向かうのか。ストーリーテリング仕様となって表現されるToTのリーダーWakuの最新作。

Artist Profile

ToT

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