

波と一緒に悶えていた
乱れぬように祈ってて
このまま側に居て 時が来るまで
他人にはその頬に併せて
欲しくはないと分かった
私には何一つ留める
資格などは無いのに
止まり木と知らずに折っていた
ささやかに支えてくれたのに
立ち止まりむせる香りは
花の名に近しいあなた
月並みの約束を交わした
今も一点の曇りもなしさ
知らせる術を持たず
まだ手放せていない
波と一緒に悶えていて
追い付くように
被さってこの身を焼かれても
悔いは残らない
人事となじって
馬鹿にしていた自分を咎めて
恥じたから そのまま
振りかえり笑ってみせて
少し遠くの駅まで歩いた日
同じ事を互いに
思い染め合ったあの日の様に
答えを聞けない
瞼に溢れてしまうほどの
気持ちを何と呼ぶのだろう
さめざめた私を灯した
愛おしい人
手放せない
同じ頃に出来た顔の傷
今も忘れず残ってるキスも
まだ知らせてはいない
まだ手放せていない
バスに揺れて触れる袖口の
熱の行く宛てだけで救われた
まだ知らせてはいない
まだ手放せていない
温もりをくれた私だけの
愛おしい人よ
- Lyricist
Tatsuro Mukai
- Composer
Tomy Wealth

Listen to Dry Ice (feat. Tatsuro Mukai) by Tomy Wealth
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Dry Ice (feat. Tatsuro Mukai)
Tomy Wealth
A newly reborn song featuring Tomy Wealth's best friend Tatsuro Mukai (Kamomekamome Vo. / Nunchaku Vo.) In the song 'Dry Ice' from the EP "Incarnation" released in December 2020.
The tag since 2012, the popular song'Automatism', which featured Tatsuro Mukai as well.
Artist Profile
Tomy Wealth
ドラマー、ビートメイカー、作曲家、佐伯 貴之によるオルターエゴ。 琴線に触れるメロディメイク、品は保ちつつもエモーショナルな楽曲に定評があり、外界を遮断する虚構的な世界観が支持されている。 自身の作品以外にも、クライアントの要望に応えた幅広い作品作りを展開。 コンポーザーとしてCM音楽やTV番組、他アーティストへの楽曲制作をはじめ、数々のラッパーへのトラック提供 等、数々の作品を手掛けており、これまでに全日空、東急不動産、ASICS、audio-technica、Bリーグ、Bake.incなどCM曲提供。 ライブショウでは自身はドラムを叩き、ライブサポートメンバーを迎えて活動中。 これまでに北米ツアー、またドイツ、イタリア、チェコのフェスなどを回るヨーロッパツアーを大成功。 自らの世界に誘うサウンドと、高揚感を煽る熱量高いライブパフォーマンスで、クラブシーン、バンドシーン隔たり無く活躍を重ね、2017年 envy, downy, MONO, toeを始めとするフェス『After Hours』に出演、ヒップホップからポストロック、ハードコアを巻き込むステージングでDJ Krush, Tha Blue Herbを継ぐ新たな流れとしてメディアに称される。 これまでに3枚のフルアルバム、複数枚のEPを発売。 2020年12月『Incarnation』をリリースし、iTunes総合ランキング7位を記録。 2023年7月24日、海外留学を経て現在国内にて活躍中のピアニストChieko Kikuchiによる演奏の共作カバーアルバム『Cadavre Exquis』をリリースし、iTunesジャズランキング1位を3日連続記録。 2025年、kamomekamome / ヌンチャクのボーカリスト向達郎、Crystal LakeのギタリストYDと共に、ニュープロジェクト『ADABANA』の結成を発表。
Tomy Wealthの他のリリース
Tatsuro Mukai
Mutant Academy