Lyric

その大切さに気づくまで

あたりまえを抱きしめて

薄い口笛で囁いた

誰も知らないメロディー

子守唄にして繰り返す

思い出せるように

長い年月経って

水は澄み切って

底なし沼のどん底が遠くに見える

子供だったずっと

気づいていなかった

このままじゃ一生

あなたが見えない

遠くから眺めるほど

美しい山のように

近づけば近付くほど

その存在を忘れてしまうのさ

薄い口笛で囁いた

誰も知らないメロディー

子守唄にして繰り返す

思い出せるように

嵐は過ぎ去って

水面は鏡になって

月は半分落ちて

ふたつに見える

幸せだったずっと

きあなたは綺麗だった

途方に暮れてやっと

孤独が怖い

恥や恨みを塗り重ねて

書いた絵は嫌いじゃない

消えなくても許せなくても

その存在が愛だと信じてた

薄い口笛で囁いた

誰も知らないメロディー

子守唄にして繰り返す

思い出せるように