とんとんとん響いている
立ち込める匂い 懐かしさが
胸の奥をぎゅっと掴む
気持ちがあの頃に戻る
日々を歩き 辿り着いた
こんな夜くらいは休みなさい
電話越しに聞こえる声に
頬を伝う涙が
遠い遠い離れた故郷で
わたしを想う人がいること
日々の中で失くしそうな
気持ちに今夜は甘えようよ
誰しもが少年で少女だった
窮屈だと飛び出した部屋も
きらきらきらと輝いていた
満点の星空も
失くなってからじゃ遅いけれど
あの頃にはわからなかった気持ちが
わかるようになっていくこと
なんていうかなんか不思議ね
日々を重ね歳を重ねたけれど
今もわからんことばかりと
母が言ったあの夜のことを
思い出したそんな夜です
心を失くさないように
疲れた時は休むようにね
ミュージシャンである前に
僕ら人間なんだから
- Lyricist
前海 修弥
- Composer
前海 修弥
Listen to なんでもない夜に by いつかのネモフィラ
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