Lyric

肌寒さが残る朝 窓越しに空を眺めてた

あの街を出てから三度目の

春の風が僕の頬をかすめた

どんなに時が経っても 僕の中には

泣き笑いしたあの日々も 君とのケンカの理由も

覚えてるよ

呆れるほど高く 君と積み上げた この想い出達を

ギュッと抱きしめて 強く踏み出せば

もう涙はこぼれないよ

今のままじゃ君が待つあの街に まだ帰れないけれど

今度会う時は胸張れるように

君のいない街でまた歩き出すよ

今年も綺麗に咲いた 桜を見てきっと僕らは

同じ空の下に居るけれど 別々の春をまた迎えるんだ

不器用な自分が嫌で 今だに背伸びして

格好ばっかつけてたって

それがやけに虚しくって

もがいてるよ

ありったけの夢をただ握りしめて踏み込んだ世界の

現実の風はあまりにも強く 挫けそうな時もあるよ

それでもまだ君の背中追いかけて

ここまで来れたから

今度会う時は胸張れるように

君のいない街で…

過ぎ去った時計の針はもう誰にも戻せはしないよ

限られた時の中で今を突き進んで行くよ

呆れるほど高く 君と積み上げた この想い出達を

ギュッと抱きしめて 強く踏み出せば

もう涙はこぼれないよ

今のままじゃ君が待つあの街に まだ帰れないけれど

今度会う時は胸張れるように

君のいない街でまた歩き出すよ