

硝子の月が揺れるたび
夜は紫に色づいて
伏せた睫毛の影の中
危うい夢が息をする
誰かの歌が遠くから
波のように流れては消え
あなたの香りに包まれて
心は行き場を失くしてゆく
花天酒地の灯の下
紅い果実が熟れるように
静かな熱を抱えたまま
視線は絡まりほどけない
絹の衣が揺れるたび
月の雫がこぼれ落ちる
触れそうで触れられない
その距離だけが甘かった
咲き乱れる罪の花
夜風に濡れて艶めいて
抱いてはいけない想いほど
美しく胸を焦がす
咲き乱れる罪の花
月明かりだけが知る秘密
戻れないと知りながら
あなたへ堕ちてゆく
酒池肉林のざわめきも
今は遠く霞むだけ
あなたの横顔ひとつで
世界の色が変わってゆく
金の杯を傾けて
忘れたふりをしてみても
胸の奥で燃え残る
炎は消えてくれない
雲雨巫山 古い詩が
耳元でそっと蘇る
夢か現か分からない
甘い吐息の蜃気楼
夜明けを拒む窓辺には
白い月だけ浮かんでる
永遠じゃないからこそ
今が切なく輝いている
咲き乱れる罪の花
夜風に濡れて艶めいて
抱いてはいけない想いほど
美しく胸を焦がす
咲き乱れる罪の花
月明かりだけが知る秘密
戻れないと知りながら
あなたへ堕ちてゆく
奢侈淫佚の灯が揺れる
遊冶懶惰の夜が更ける
名前を呼べば壊れそうで
沈黙ばかり熱を帯びる
あと少しだけ このままで
あと少しだけ 夢の中で
指先ほどの距離のまま
心だけを重ねたい
咲き乱れる罪の花
花天酒地に咲く幻
散ると知りつつ咲き誇る
それが恋だというのなら
酒池肉林の夜を越え
雲雨巫山の空の果て
あなたの影を抱きながら
私は深く堕ちてゆく
咲き乱れる罪の花
月が沈んでも消えはしない
胸の奥で燃え続ける
ひと夜限りの永遠よ
咲き乱れる罪の花
咲き乱れる罪の花……。
- Lyricist
SADATO
- Composer
SADATO
- Producer
SADATO
- Programming
SADATO

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Flowers of sin in full bloom
SADATO
Artist Profile
SADATO
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