Hybris and Student Town Front Cover

Lyric

Hybris and Student Town

yomosugara

心が止まったままで急いだ

だから擦り切れた

なんにもできないままで吠えてた

そりゃ虚しいよな

どう掻き消したって

跡が残る 跡が残る

今日だって ここじゃない ここじゃない

ここじゃない ここじゃないんだよ

吠えてみたって 逃げる場所もない

怖いのも痛いのも上手に隠せるのに

肝心な時また一人きりなんだよ

それは安いだけが取り柄の居酒屋にしか存在しない憂鬱だ

発泡酒をさらに粗悪なアルコールで割ったように不味い会話に嫌気が刺す午前零時

おれは厠でひとしきり吐いた後 誰かに気付かれることをわずかに期待しながらひとり逃げ出した

流れ着いた自販機の前で見つけたのは100円の希死念慮か あるいは擬似的な太陽か

そんなまやかしに縋るほど惨めな夜にいつも残るのは

おれが必要とされていないという確信と

屈辱だけでした

どれだけ楽でしょうか 素直に笑えたら

街灯に群がった虫より侘しい

今日だって

気付いてよ 気付いてよ

心で叫びながら

いっそ一人が楽って嘯いて

本当は欲しいのに

欲しいと言えないんだよ

わたしを選ぶ誰かに会いたい

一緒に探そう

一緒に途方に暮れよう

嫌じゃなかったら一緒に傷付こう

怖いのも痛いのも もう隠さないでいいから

愚かなままで 抱きしめ合えばいいんだよ

  • Lyricist

    Shintarowo Nishimori

  • Composer

    Shintarowo Nishimori, Hattori

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