Insomniac Dog Front Cover

Lyric

Blue

zampano

ぶるーるるるーるるるー

ぶるーるるるーるるるー

あてのない旅に出ようよ

君とならどこへでも行けるよ

交差点で魂を売ったら

風向きで行く先を決めよう

ドーナツを頬張って

スーツケースにぜんぶ詰め込んだら

シートにもたれて眠ろう

夢をみるふりして眠る君を見ている

どこに行くの?知らないよ

未来は誰にもわからない

夢を見た それは現実じゃない?

なんで涙があふれるの?

ブルーはどこにでもある

闇が深く息を吸い込んで

ブルーはどこにでもある

窓辺で光が瞬く時にも

少しだけのさよならを

ここからはひとりでゆくよ

ブルーはどこにでもあるから

寂しがることはないさ

I always feel so blue

そして君はいなくなった

ぼくがちょっと目を離した隙に

色褪せたベンチの下にも

落書きだらけのトイレにもいなかった

どこにいるの? 教えないよ

きっとふたりはもう会えない

君を見た それは夢じゃない?

なんで涙があふれるの?

ブルーはどこにでもある

ふたりの吐息が重なる時にも

ブルーはどこにでもある

ひとりでギターを抱きしめる時にも

君と見た夢は

とても素敵だったから

離れてもぼくのこと

忘れないでいて ブルー

ブルーはどこにでもある

思い出そうとしても忘れられない時にも

ブルーはどこにでもあるから

寂しがらなくていいいつもそばにいる

ブルーはどこにでもある

闇が深く息を吸い込んで

ブルーはどこにでもある

窓辺で光が瞬く時にも

ぶるーるるるーるるるー

ぶるーるるるーるるるー

  • Lyricist

    zampano

  • Composer

    zampano

Insomniac Dog Front Cover

Listen to Blue by zampano

Streaming / Download

  • 1

    My Dog

    zampano

  • 2

    Miss it

    zampano

  • 3

    Midnight Triton

    zampano

  • ⚫︎

    Blue

    zampano

Artist Profile

  • zampano

     2024年、zampanoはもう一度旅に出ることにした。  前作のCD"RISE"を発表してからもう10年が経ってしまった。 zampanoのヴォーカルKaorukoとギターのNGはRISEを発表した後の沖縄、福岡、台湾のツアーがうまくいかず(台湾に人を運んでるっていう人にお願いしたブッキングがうまくいかなかったんだ)、その後カセットテープのレコーディングも頓挫して、いろんな事から2人は活動できなくなってしまった。 NGは音楽をやめるつもりで蔵前でコーヒー屋になった。焙煎を学んで、エスプレッソに命をかけていたんだ。でもどこに行ったって人間はそんなに簡単に変われるものじゃない。ギターを手放すことはどうしてもできなかった。Kaorukoは噂では東南アジアのどこかに行ったという話だった。  10年後、いろいろあって離婚して蔵前のコーヒー屋をやめたNGは東京を出て行くことにした。福井県の山奥の限界集落でジャズ喫茶をやるつもりだ。最後の別れに東京で飲み明かしているさなか、都内のピアノバーで歌っているKaorukoを見つけた。10年ぶりに聴いたKaorukoの歌うAmazing Graceに震えた。何があったのかは知らない。東京の夜の路地裏で鍛えられたんだろうか。それにしてはあまりにも無垢で透き通っていた。以前と変わったことは歌声に色がついていた。まるで限りなく透明に近いブルーだ。 あなたの悲恋や人生の失敗のブルースはもういいから、もっと普遍的な愛と人生を讃えるような音楽を歌おう。Kaorukoがそう言った。  こうして2人はもう一度、zampanoとして音楽をはじめたんだ。まずは東京と福井を行ったり来たりする旅に出ることにした。また東北の方へ、そして南の島へも。

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