

踏切の音が 遠ざかってく
線路沿いの道を歩く
麦茶の残り ぬるくなって
今日の終わりを かすかに知った
言いかけたこと 飲み込んだまま
胸の奥が 少しだけ重たい
夏の背中を見送るたび
まだ間に合う気がしていた
まっすぐじゃない ぼくの気持ち
誰にも知られずに揺れてた
それでも、君といたあの午後は
どこかでずっと 続いてる気がする
バス停の影が長くのびて
蝉の声も 少し眠そうだ
空の雲は どこかへ行って
今日の景色が 昨日に似ていた
書きかけの手紙みたいな
僕らの夏は きっと未完成で
あの日の笑い声だけが
やけにリアルに耳に残る
交差点で別れた背中
追いかけられなかったあの瞬間
いまさら何もできないけど
思い出すたび やさしくなれる
夏の背中を 見つめながら
僕は僕を 少しだけ許せた
- Lyricist
mikuri - kokoro sound
- Composer
mikuri - kokoro sound
- Producer
mikuri - kokoro sound
- Piano
mikuri - kokoro sound

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Summer back
mikuri - kokoro sound