22_2 Front Cover

Lyric

mio

ITARU

生まれてからずっとうつつのまま

戯れなら少し救われた

漣さえ心揺らしてしまう

月夜の蛍は誰にも見えない

朧げに浮かび見えるのは隠り世の記憶

泡沫の刻、君月を想う

恋し忘れ難き光を見上げながら

幾年此処で、徒夢の中で

未だ見えぬ迎舟を待てばいいんだろう mio

簪も薄紗も現世では取り替えられない

そう永遠に不在だ

汀に佇んで紙を折って作った舟を浮かばす

雲間から薄明が見えた

水際に身を隠して逆夢祈り眠る

身を知る雨後の光芒も 未だ訪れぬまま

薄氷を待ち月見上げる

私の知らぬ間に約束違えたのだろうか

泡沫の刻、君月を想う

恋し忘れ難き光を見上げながら

幾年此処で、徒夢の中で

未だ見えぬ迎舟を待てばいいんだろう

天満月は今何を想う

星芒は私を追い越して地を照らす

忘れ水のように誰にも見えぬように

一人静かに泳ぎ今宵も月想う mio

迎舟を待つ mio

  • Lyricist

    ITARU

  • Composer

    ITARU

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