

引き出しの奥でずっと眠っている
何冊も書き溜めた私の小説
「どうせ読まれない」「断られるだけ」
言い訳を探しては鍵をかけていた
バッターボックスに立つことすら
怖がって逃げていたビビりな私
真ん中を通る真っ直ぐなボール
見逃してばかりの代わり映えのない日々
踏み出す勇気が欲しいよ
小さな声で呟いた
どうせ無理だって投げ出すよりも
ぎゅっと握ってバットを振ろう
かすらなくても構わないから
思い切り今風を起こそう
誰も立ち止まらない駅前の路地
笑顔で歌い続ける人がいた
「打たないシュートは100パーセント外れる」
そう言って掻き鳴らすギターが響く
その言葉が私の胸を打つ
吸い込んだ息が鼓動を鳴らす
今なら私もできるはず
見えないスタートラインを今越える
どうせ無理だって投げ出すよりも
ぎゅっと握ってバットを振ろう
かすらなくても構わないから
思い切り今風を起こそう
握りしめた原稿が汗ばむくらい
走って向かった赤いポストの前
見逃し三振なんてもう怖くない
初めて自分の意志で手を離す
フルスイングの思いが空へ飛んでいく
何十日も待って届いた手紙
大賞落選の無慈悲な文字
やっぱりそうだよねって俯いた私
だけどその下に続く熱いメッセージ
「君の不器用で純粋な言葉に」
「ぼくはどうしても心を惹かれた」
「一緒に本を作ってみませんか」
諦めていた気持ちはもうここにない
この手で確かにバットを振った
かすらなかった だけど届いた
思い切り自分のスイングをしたから
未来を開いた私の勇気
奇跡を起こす空振りホームラン
明日へ届く空振りホームラン
- Lyricist
Poppo
- Composer
Poppo
- Producer
Poppo
- Programming
Poppo

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Poppo
Artist Profile
Poppo
Songs from the heart, no compromises. Guinness? Why not.
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