Lyric

どんなときも　ふたりでいて

つみかさねてきた　ひびがなぜ

がらがらと　くずれてゆく

おとがきこえて　くるようだ

それはまるで　はるのあらし

きみのこころに　ふきあれる

あいつのひとみに　なにをみつけたのか

きみのひとみは　おれをうつさない

つらいときも　よりそって

きずなをふかめて　きたはずさ

じりじりと　やけただれる

むねのいたみが　くるおしい

それはまるで　はるのあらし

きみのこころを　かえてゆく

あいつのせなかに　なにをかんじたのか

おれのことばは　きみにとどきはしない

それはまるで　はるのあらし

きみのこころに　きざまれる

せつなのかがやき　きみをつらぬいたか

あめにぬれても　きみはふりかえらない

きみのこころは　もう遠くて

おれはひとり　さまよっている