Lyric

Amazing grace

How sweet the sound

That Saved

A wretch Like Me

初めてクラブで出会った人が

俺の人生を変えてしまった

その人は俺よりもずっと年上で

全部わかってくれるように思えた

同じ北海道出身で

故郷のよしみだからってそう言って

マロの面倒は俺が見てやるって

そうやって俺に話しかけてきた

「マロの音楽を売るために

俺がプロモーターをやってやる

だから毎月5万を俺に納めな」って

まだ若かったあの時の俺は

怖くて断る勇気もなくて

言われるままにただ5万払ってた

何もできなかった俺は

親に金をせびりながら

いつか本当の

自分になり

全てを語れますように

自分の音楽が売れるなら

何でもいいって

そう思ってた俺は臆病に

その人の言うことは何でも聞いた

けど来るのは金の話ばかり

2社の金融も行ったけど

足りず最後は親に泣きついた電話

それでも何かを信じなくちゃって

自分自身には言い聞かせた

そんな中その人が持ってきた話は

「70万円を出してくれれば

本気で音楽を売ってやるから

親に電話して

すぐに用意してもらいな」

だけど用意はできなかった

その人は俺に借用書を書かせた

だけどプロジェクトはすぐに

ダメになり借金だけが残った

いつか自分の心のため

戦い続けた日々が

どんな苦しみさえも

許す光になるのだろう

全て解決するのに

一年はかかった

朝も夜も問わずに働いた

途中で死ぬことだって考えた

けど親ががっかりする顔を思えば

まだ死ぬわけにはいかなかった

たくさんの人に助けられた

たくさんのことを勉強しながら

たくさんの想いを噛み締めてた

たくさんの人生を想像して

本当の自分を見つけたかった

涙を流してた夜もある

ただ叫びたかった夜もある

全て諦めたかった夜もある

だけど自分の情熱は正直だった

逃げ出したかった日々の中でも

俺なりにまっすぐ進んできた

結婚したかった女だっていた

でも俺には余裕なんてなかったから

結局はうまくはいかなかった

でもその子のおかげで前進めた

夢を捨ててしまった先輩のために

ガンで亡くなってしまった

先生のために

俺のことを信じてくれてる

仲間のために

俺は精一杯自分らしく

生きていかなくちゃいけないから

多分これは俺の人生だけど

もう俺だけの人生ではないと

思うんだ

夢を背負う覚悟をしたあの日から

もっと強くなろうって誓ったんだ

どう生きればいいかが

わからなくても俺は全てを

ラップにするだけさ

いつか自分の心のまま

進み続けた道が

どんな過ちさえも

包んでくれる

その時まで

Amazing grace

How sweet the sound

That Saved

A wretch Like Me