Lyric

身を投げたベッドの中 想像力に沈む脳内で繋いだ言葉

言えもしない文章作る

他人に依存するくらいなら 自己解決を図る

こういうタイプは一人で居ることに慣れてる

季節が戻ってくるよ

北風はシャッターを切って あの日々を届けるだろう

だけど怖くなったよ

鮮明な世界 淡くなった写真 僕の姿は歪む

秒針が動いていく 昨日よりまた速く

君の個性的な文字 ペンを滑らせて真似る

恋は一人で進むもの 孤独に悩むもの

なのに二人に成れなきゃ報われないもの

好きなものだけを詰めた背中のバッグ

気の向くまま一人行ける どこへでも行ける

ポケットに潜めた紐 指に絡めて暇つぶし

一人が怖くない人 この類は得意だ

季節がこの先も続いても

たまに僕の存在を思い出してくれるんだろうけど

だけど合わせ鏡の最果て

君の姿も僕も姿も 見えなくなっていく

感情は流れ出る 嘘つきを消した日から

誰にも聞かれないように　君の名前を口遊む

恋は誰かにするもの 孤独に悩むもの

指に絡めた赤い紐 次の形が作れない

人生は巡り合わせ　見えない紐の絡み合い

本物ならば　解けることはないだろう

時間の糸も　距離の糸も抜け落ちてしまったけど

あの日から　君を忘れられないんだよ

君と涙を零すシーン 時計が止まってほしかった

だけど現実は早く季節を連れ去っていく

ずっと未完成な作品 君が見つけてくれなくちゃ

この指先の紐は君に繋がってますか