Lyric

星たちが流れる

海の底へと

手にしたらこぼれる

砂の轍を眺めて

雨の中を　走る僕らの

笑い声が水の貯まりを揺らして

揺らめいてた灯火は

終わることのない憂いごと

鳴り続けた波の音を

刻む事さえ忘れて

萎れた花を集めてる　道の途中で

雲間から差した木漏れ日は　ひだまりの色

後先語るほどの　顛末はどこにもない

かすれるほどの記憶　いくら掘り返しても戻らない

夢はない

言いかけてたその言葉

何も問わずと過ごしてた

傾いてた　知らぬ間に

その過去をそう巡り行く

明日はそれとなく

割と細めの目を凝らすその笑顔

僕らはそれを待っている

隠したその手を掲げたその時が

あなたの鼓動になってく

窓の外には爽やかな風が吹く

ありのままを示してる

あなたのその目の奥にある言葉たち

今ここに流れてく

こぼれそう

壊れそう

僕らはそれを待っている