Lyric

How Low?

Sick You

まだ見る

叶わぬ

黄昏

重ねた唇　息を呑んで

睨む太陽に唾を吐いて

それでも僕らは諦めることを諦めるしかできなかった

その声が 　その瞳が　こびりついて離れないよ

かざして　かざして　かざして

彼方　揺れる　陽炎は

嘆きながら　およそ僕は

夢に迷い　夢に惑い　故に纏う

蝋でできた　紛い物の羽でもまだ飛べるものか

憧れても　憧れても　近付けない

翳せ、翳せ、翳せ、

片翼の天使に問えば道標くれるかな

彼は答えた

「光明の先にあるものが闇でも迷わずに飛べたならば」

翳せ、翳せ、翳せ…

かざして　かざして　かざして

眩しすぎる光はまた　この憂いも焼き尽くして

枷になって加護になってカルマになる

不釣り合いな僕の希望が

不相応な僕の「なろう」が

それでもまだ　夢を見せる　夢見ている

僕の歌は　誰1人も救いはしない

君の罪も背負うフリで悪循環を繰り返してる

でも聴いてくれ　でも見ててくれ

醜い僕のこんな叫びを

辿り着くから　覆すから　報わせるから

嗚呼

かざして　かざして　かざして

そんなこと簡単にできたら

こんなにも胸は痛まない

どうしても醒めない悲劇を

君だけは添い遂げておくれよ