Lyric

師走 海岸線を抜け出して鳥が春を待つように

貴方は僕に別れを告げた

近くにはこの街も抜け出して雲が風を待つように

貴方といつか会えるんじゃないかって

咆哮が降ったあの夜は

潮の引く隙間に日々が有って

焦燥に散ったあの朝も

きっと掲げた手の中に

乾いた心に水が流るるなら

あの雨に打たれ気持ちが晴れるのでしょうか

離れない記憶は恋の音の様で

なんて 笑い話だ

見るもの全てが色付く様な馬鹿な主題を

またずっとずっといつかを待ってる

この道の先は霞に包まれている

街灯の灯りがやけに揺らめいて

それでも必ず駆けて行ってしまうんだね

出会いも別れも時間も記憶さえ

目にも止まらぬ速さで

日々は空の彼方へ消えてって

夢は絶えず彼方へ飛んでって

それなら僕は何処に向かえば良い

君は故に貴方を追い越して

四季は巡る事さえも忘れたのなら

それなら

乾いた心に水が流るるなら

あの雨に打たれ気持ちが晴れるのでしょうか

離れない記憶は恋の音の様で

なんて 笑い話だ

見るもの全てが色付く様な馬鹿な主題を

またずっとずっといつかを待ってる

「またいつでもいいから」

師走 海岸線を抜け出して鳥が春を待つように

貴方は僕に別れを告げた

近くにはこの街も抜け出して雲が風を待つように

貴方といつか会えるんじゃないかって