Lyric

昨夜の天の予報は「ハレを陰いて、ずっとアメ」

この身を濡らすのは　どうも好ましくないな

ずっと此処に居たいんだ

幾度も思い描いていた世界を睨んで「終」を唄う

どうやら此処までみたいだ　枯れ落ちた劇場に幕下ろして

耳障りな街と感傷　同化するは日々と雑踏

そんな物さえも欲張って　この手にしたいから

まだまだ生きていたいと思うのは　罪深い事なのでしょうか？

そんな事考えている間に「終わり」に近づくんだ　ダイイング

今はまだ死ねないな

「哀」と「愴」を含んでる様な　変えられない性に

ずっと踊り踊らされ目眩の中　焼ける熱に唸るばかりで

それでも生きていたいと思うのは　罪深い事なのでしょうか？

そんな事考えている間に「終わり」に近づくんだ　ダイイング

まだまだ死ねないと願うのは　欲深い事なのでしょうか？

約定のない明日を求む事も　間違いと決めつけてしまうの？

変わらず繰り返される日々さえも　この手には余るのでしょうか？

悲鳴に類似したこの声は誰にも届かないわ　ダイイング

まだまだ生きていたいと思うのは　罪深い事なのでしょうか？

そんな事考えている間に「終わり」に近づくんだ　ダイイング

今はまだ死ぬには早いかな