Lyric

清楚ぶる夜はあいにく曇り

モノクロの街路樹はideal

Treble強めのシャリつくイコライジング

行くあてもないまま

真夜中過ぎの車の風に

吹かれ歩く街は意地悪

中途半端に明るくて一人に

なれない都会の夜

有線のイヤホンつないだプレーヤー

黒のパーカーと履き慣れたスニーカー

飲みかけのドリップが邪魔で走れない

風に行先を尋ねて

「素直になれない私だけど 大切なのはわかってて」

どんな歌詞より優しい君に今、会いたい

My waiting for your reply, time passes too slowly

Remembering your eyes, your smiles, precious your voice and

Seductive, attractive, red your alluring lip, my dear

君の蠱惑に溺れているの

雲の向こう側 月はきっと綺麗だ

シャッフルのストリーミング 君の好きなトラック

街灯の薄翅に似合わないシンセ

墨絵の夜に唇の紅

哀の桔梗の花 髪がそっとそよいだ

風に戸惑うなら 何処へ行くのあなたは

ありふれた愛では繋げない僕ら

下弦の月が浮かんで

艶麗の黒髪 濡れ烏の羽色

舌っ足らずの声 耳くすぐる宵風

蜘蛛百合色のLipが僕を離さない

吹き抜ける先に薄月

「いつかは二人で歩こう きっと幸せになれるから」

今はただ君のこと愛しく想うだけ