Lyric

雨上がりの小さな幸せを

忘れないで と君は言った

同じ形を探していた

ぼやけたまま そっと隠した

知らぬふりした あの灰色

踊れない

不規則はひそやかに滲む

わからなくて ごまかした

まばたきが重ならぬように

どうしようもない 途方のない話

仕方なくて 慰めた

軽やかな暖かさはもうどこにもない

ささやかな日々の終り

ふいに途切れた街並の中で

——中で 中で 途切れた

どんなことを考えているの

——どんな ことを どんな

例えばの話なら

もうしない

わからなくて ごまかした

まばたきが重ならぬように

どうしようもない 途方のない話

仕方なくて 慰めた

軽やかな暖かさはもうどこにもない

ささやかな日々の終り