Lyric

誰もが畏れ羨む

美しい瞳を背に

ささやく

消えてしまえと

首に纏わる薔薇色

遠く聞こえる微笑も

儚く

消えてゆく

闇に紛れた 痛みも

すべては等しく

滅びゆくもの

罪を背負えども

すべてを手に入れて

永遠の代価を手に

解き明かして

みせましょう

儚き

命の価値を

何がため生きるのか

苦しみの中には ほら

なにが見える？

ヒトナラザルモノわたし

美しく着飾る蝶

罪を数えて

生まれ落ちた

願いなのよ

過ちの中で

紡ぐ言葉もないなら

聞かせてあげましょう

穢れた祈りの歌を

さあ眠りなさい

罪なき瞳に宿す

優しい光は

群れを逸れて

孤独を彷徨い歩く

偽りの裏で咲いた

優しい祈りは

きっと壊れ落ちて

輝くのよ

呪われしこの身

闇に咲き乱れる華

罪を数えて

生まれ落ちた

裁きなのよ

在りし日のままで

愛を誓うのならば

そばへと置いてあげる

すべてが滅びるまで