Lyric

はるか　はるか　みやこを　はなれて

いくど　かぞえた　じゅうさんや

ふかく　ふかく　こころの　うみに　しずめた

ひそかな　のぞみも　うたかたの　はな

かぜに　まう　あいの　はなびら

そっと　てのひらに　のせて

つきを　みていた

ああ　ゆめは　いまも

ああ　いまも　ここに

きえない　まま

はなは　ほころび　とりは　さえずる

かぜは　うつりぎ　つきは　かなしみ

ゆらり　ゆらり　ゆれてる

みなもの　うえに　おもいを　かさねて

あいを　うかべて

すぎて　ゆく　ときの　はざまで

ずうっと　きえない　ものたち

つきを　みていた

ああ　かぜの　ように

ああ　ゆめの　ように

ときは　ながれる

こころに　さく　はなは

だれにも　みえない

こころに　ちる　はなも

だれにも　みえない

こころに　さく　はなは

だれにも　みえない

こころに　ちる　はなも

だれにも　みえない

おもいは　はるか　ときを　こえて

そらの　かなたを　さすらう　だけ

つきを　みていた