Lyric

愛しいあなたと過ごす日々は

何気ない笑顔が宝物だった

「美味しいね」と微笑むその声に

どれだけ救われてきただろう

失敗しても「ありがとう」と

優しく笑ってくれたあなた

その瞳に映る幸せが

涙で滲んでしまったの

運命が冷たく告げる

残された時間はわずかだと

あなたの未来を守りたくて

言えぬまま　背を向けた

嫌われても忘れられてもいい

最後まで抱きしめないで

あなたを愛しているほどに

私は遠ざかるしかなかった

喧嘩を装い　家を出た夜

あなたの不機嫌で寂しい瞳

あの表情が胸を刺して

眠れぬまま涙に溺れた

月明かりが照らす空の下

あなたも同じ光を見てる？

願いはひとつ　時を越えて

もう一度めぐり逢えたなら

運命に引き裂かれても

愛は消えたりはしない

輪廻の果てに再び

あなたの腕で笑いたい

嫌われても忘れられてもいい

その痛みも抱きしめながら

愛しい人　どうか心に

私を少しだけ残して

月夜に祈るよ　もう一度

あなたにめぐり逢うその日まで

悲しみを超えて　光になる

永遠に愛しているから