Lyric

闇に閉じ込められて　叫ぶ声は消え

残りの時と共に　荒れた我が身蹴った

あとどのくらいすれば　自分を失う

身動きとれないまま　過ぎた過去を笑い

何度でも何度でも　手を伸ばしたなら

理解不能な世界　光の中へ

過ぎ去った記憶を　優しく抱き締める

白い薄明かりに　照らされてる暗闇

足を踏み出したら　新たな世界

選んだミライ手にしようか

足元の石を蹴る　かつての宝石

廃墟の街に棲む　諦念と失望

瓦礫から見る空は　雲を劈いて

孤独な鉄塔の歌　鳥が口ずさんだ

「終わりにはもう慣れた」零したその目は

いつか夢見た海の色　消えずに宿る

振り切って走り出せ　翼などないから

痛みを恐れては　ピリオドを求めてる

握る手の中には　一縷の希望

エンドロールは遥か彼方

闇に飲まれ　苦しみもがいて

差し込んだ光へと　手を伸ばした

「ただ静かに　終わりを待つだけ」

暗い海 照らす空　沈んだ月

何度でも何度でも 手を伸ばしたなら

いつか夢見た海の色　消えずに宿る

真っ白い世界で　崩れ落ちないようにと

這い上がる姿が　心の中に落ちた

進んでいけばいい　終焉の光

黎明が示すその向こうへ