Lyric

君が手にした湯気立つマグ

朝の光に紛れる気配

同じ景色が違って見える

背中越しのぬくもりが答え

言葉のない優しさに

気づけた日は　少し強くなる

灯りもない帰り道で

手の温もりがすべてを照らした

誰よりも近くで　僕を支えてくれる

声にできずにいた想いが

いま歌になる

エプロンの紐をほどく仕草

何気ないその瞬間の美しさ

包まれるような静けさが

日々を彩るキャンバスになる

誰にも言えない痛みさえ

君の沈黙が癒してくれた

曇り空の午後のように

手の温もりがすべてを照らした

見えなくても確かにそこに

静かに燃える　灯火がある

ずっと消えないまま

ありがとう　何度も言いそびれた

気づいてるよ　君が全部受け止めてた

強がってたのは 僕のほうだった

君のまなざし　ずっと支えだった

「一緒にいる」が当たり前じゃない

だから今、ちゃんと伝えたい

君がいてくれて、本当に救われた

愛してる、それが全てさ

時が止まるその瞬間も

手の温もりがすべてを照らした

流れ星のような日々さえ

君となら　永遠に変わる

「変わらない」って、強さなんだ