Lyric

新宿発の夜行バスで

３年ぶりに着くふるさと

遮光カーテンの隙間から

朝日が稲穂を染めている

実家の裏のでかい社宅

今では広い駐車場

昔遊んだ公園の

見慣れた遊具は消えていた

あいかわらず

優しい場所だ

ただいつもと同じ

変わらぬ愛　大きな愛

変わりゆくものと

変わらないものを

心に深く深く刻み込んで

眺める旭川

人の心も同じようで

敵と味方は裏表

君は僕を映す鏡で

僕は君を映す鏡さ

車を出して

迎えに行くよ

ほら　昔みたいに

海へ行こう山へ行こう

国道2号線

夜明けまで走った

行き先なんかどうでもよかったよ

隣に君がいれば

つみあげた日々が

足跡を刻んだ

何も書いてない地図を持って

また今日も僕は

変わりゆくものと

変わらないものを

心に深く深く刻み込んで

また今日を生きてく

また明日も生きてく