Lyric

どうして　ねえどうして

恋した二人で紡ぐ糸は

引かれても切れないはずなのに

こうして　夜明けまで

傷つきあった頃　君の声は

最後はひどくかすれていた

大した口上　労せず問答

荒げれば惨めになるほど

損して平等　覆せないもの

この痛みに意味はないよ

甘い苦しみは全部受け入れられたのに

凪いで凪いで

この心

凪いで凪いで

物事の本当のことを暴いても

虚しいだけ

せめて

漕いで漕いで

この海を

漕いで漕いで

ここにいても君はもう来ないんだと

知ってるから

知ってるから

味気ない日々がこんなにも簡単に訪れて

投げやりな判断に自惚れてく

開け放したカーテンから覗く曇天

モノトーンの光景に響く遠吠え

大体の感情の発現が想定内で

問題は彼女の発言が想定外だ

もう出ないさ答えは平行線の先にはなく

明朗で互いに敬意持てる同士の特権

君は何を思う？

今ごろ何を見てる？

誰かの胸に言葉に縋る　...見つかんなきゃいい

そんな考え巡る自分嫌になる

まるで他人の不幸を願っているようで

凪いで凪いで

この心

凪いで凪いで

物事の本当のことを暴いても

虚しいだけ

せめて

漕いで漕いで

この海を

漕いで漕いで

ここにいても君はもう来ないんだと

知ってるから

凪いで凪いで

この心

凪いで凪いで

物事の本当のことを暴いても

虚しいだけ

せめて

漕いで漕いで

この海を

漕いで漕いで

ここにいても君はもう来ないんだと

知ってるから

知ってるから