Lyric

半端な時間の裏路地で

口にしたコーヒーに

あなたの気配がちらついて

なんだか　もうやんなっちゃった

右手に持った荷物がやけに

少ないことに気が付いた

携帯ポッケにしまったまんま

もう　鳴んないや

サラバ

それすら僕の口には

もう合わないさ

はるかどこかで楽しくいれば

罪悪感もないから嬉しいな

小さな世界の片隅で

手に入れた感情も

財布をポッケに入れたらさ

しまっておく場所もないんだから

隣で立ってるこの子が買った

映えるウインナーコーヒーも

あなたが買ったかどうかなど

憶えてもないわ

サラバ

愛しきを騙る口は

ここにはないさ

遠い暗がりだと嘯いた

イ短調を灯として

三つ編みみたいに織り込んだ

しがらみが取れそうで

泣いてる姿もかわいいよって

知りもしないで!

サラバ

愛しきを語る口は

今は誰かのそば

はるかどこかで楽しくしてる

すでに罪悪感もなく

サラバ

それすらあなたの耳に

もう合わないから

遠い暗がりに差した朝が

全てかき消したって嘯いた