Lyric

そりゃ人並みくらいには

重ねてきたつもりでさ

酸いも甘いも喜びも憂いも

抱きしめて手放してを

繰り返してきたはずなのに

また性懲りも無く

なぜ人は恋をするのだろう

はじめてのキスレモンの匂い

アパートの裏の香りと混じり

眠れなかったあの夜に

また出逢いたいなって思っている

最後の夜を迎えた時に

ちぎれそうになったあの頃に

また連れ去っていってくれそうな気がするんだ

君とならば

また甘い罠にかかってさ

傷ついてしまうくらいなら

始めない方がマシだって

今の僕ならわかるのに

過去は現在をまたいでさ

恐れる心を作り出した

ただ人を愛するというそれだけなのに

抱きしめたこの肌の温もり

やわらかく響く優しい声に

身を委ねてしまう夜に

いつまでもずっとを願っている

部屋の灯りを落とした時に

少し甘える君の隣に

明日が来なくてもいいよって

話しながら眠ろうこの先もずっと

なだらかな坂道を登るようにまたこれから

君と二人なら歩いていける

そう思えたから

はじめてのキスレモンの匂い

アパートの裏の香りと混じり

眠れなかったあの夜に

また出逢いたいなって思っている

最後の夜を迎えた時に

ちぎれそうになったあの頃に

また連れ去っていってくれそうな気がするんだ

君とならば