Watakusi, ame Front Cover

Lyric

Watakusi, ame

arumeria

雨に濡れないようにと傘をさした

いつも身長の高い君が持っていた

梅雨は明けないまま

地面を打つ雨の音

君の濡れた右肩私の濡れた目頭

雨の音がどんどん大きくなって

君の声がだんだん遠くなってく

そのうち何を言ってるのか

わからなくなって

私はばれないように涙をぬぐった

春が過ぎて梅雨が来た

夏を迎えないまま終わった

この雨が全部洗い流してくれたら

くれたら くれたら

君との恋が本当だったのかなんて

私にだってわからない

今になってもわからない

思い出の箱もいつもの帰り道も

君に会うために乗っていた電車も

何も変わらないままなのに

冬が過ぎてまた春が来た

何もわからないまま終わった

この春風が全部

吹き飛ばしてくれたら

くれたら くれたら

私の想いだけが

季節に取り残されたように残って

君の想いだけは

雨雲のように去っていった

置いて行かないで

追いかけても無駄だった

次の梅雨と一緒に私も雨雲と一緒に

ばいばい

ばいばい

  • Lyricist

    Ami Kaneko

  • Composer

    Ami Kaneko

Watakusi, ame Front Cover

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