Lyric

（verse１）

77年前の希望はもう死んだ　みんなが見た原爆ドームさえ忘れ去られる

閃光が駆け巡る　線香を焚いていた　ハッピーエンドなんてものはそうそうねえもの　you know?

己を見る目　愛する人を見る眼差し　わかっていたさ表裏一体だってことは　失って気付く　いつの間にか忘れていた俺自身の初心を　いつの間にか忘れていた俺自身のMy LOVE

安倍晋三が撃たれても、浜口雄幸が撃たれても、結局はただの賭け事　ただの博打さ　この国には賭けるものさえ　この国には賭けるものさえ　ただ真っ逆さまに太陽が落ちていく

俺は「金のことじゃない」と、あえてそう言いたい

俺は「真似事じゃない」と、あえてそう言いたい

たとえそれが金のことであり、真似事であったとしても　俺は声を大にしてそう言いてえのさ

（hook）

振り返れば　そこには　俺の抜け殻が　誰かに踏まれて、砕けて散ってもそれは　確かに俺の抜け殻さ　そのことを確信して確実に進むのは　まるでこの国が辿ってきた歴史とおんなじかもな

I know this age　I know this age　俺は淡々とこの時代を振り返る

You know this age　you know this age　人は淡々とこの時代を繰り返す

器用に生きても　不器用に生きても　記憶に残るのは不規則な人生

今、時代を超えて何かを伝えるとしても　サイコロ振って　選べる程度のことだろ　堕ちたもんだなこの国も

この口も、何かを伝えるためにあるかもしれねえが、さてそれは伝える価値のあることなのか？俺が俺自身に問いただす　俺のせいで傷ついた人　陸続きだった関係も今は卑屈なもんさ

自由の国が落とした　たった二発の凶弾が　この時代を　不自由なものに変えたみたいだ　政治家いやたった一つの学校の教師でさえ、ことごとくこの時代に満足している豚の如く

俺は「本当のことだ」と、あえてそう言いたい

俺は「希望をもちたい」と、あえてそう言いたい

たとえそれが、嘘しかない絶望の中であったとしても　俺は声を大にしてそう言いてえのさ

(Hook)

謝罪しても仕切れない　今までの過ちに　感謝しても仕切れない　今までの施しに

その気持ちを胸に空を見上げればそこには　太陽が落ちたあとの俺たちの小さい未来が

（hook）